アーユルヴェーダの資格取得はできるけどその理由が大事

- アーユルヴェーダに資格はあるの?
- 資格があるとしたらどうやってとったらいいの?
近年、アーユルヴェーダの認知度は高まってきました。
「資格を取りたい」「資格をとって仕事に生かしたい」という人が増えています。
実際にアーユルヴェーダの資格とはどういうものでしょうか。
筆者の実績ですが、
- 12年前から、アーユルヴェーダドクターから学ぶ
- 7名のドクターから学習した経験をもつ
この経験を生かして質問に答えたいと思います。
資格を取得後の進路を考えよう。
まずは「資格」の定義を把握します。
医者の資格=医師免許 のようにアーユルヴェーダの資格があります。
「BAMS」と呼ばれるもので、Bachelor of Ayurvedic Medicine and Surgeryの略です。
この資格は西洋医学の医師の資格とは異なり、インド政府がアーユルヴェーダドクターと認定するものです。
アーユルヴェーダの資格を取る方法は3つ
②アーユルヴェーダの資格を海外でとる
③アーユルヴェーダの資格をオンラインでとる
①アーユルヴェーダの資格を国内でとる
国内でとれる資格はいわゆる「民間資格」がほとんどです。
まず、ここを明確にしましょう。
ウェブ検索をすると、たくさんのアーユルヴェーダスクールがあります。
②アーユルヴェーダの資格を海外でとる
こちらのほうが、馴染みがない方が多いので詳しく説明します。
インドやスリランカではアーユルヴェーダコースがあります。
インドでは、民間施設、専門学校、大学でアーユルヴェーダを学べます。

アーユルヴェーダの大学は何年かかるの?

4年半の受講(試験あり)と1年のインターン期間で合計5年半よかかるのよ。お医者さんと一緒の履修課程なの。
残念ながら、日本は医師法があるので、アーユルヴェーダ医師でも日本で施術はできません。
BAMS(アーユルヴェーダドクター医師の資格)は年齢制限があり、外国人受け入れ可能のグジャラートアーユルヴェーダ大学は17歳から31歳までに入学可能です。
グジャラートアーユルヴェーダ大学のページはこちら(英語サイト)
あります。アーユルヴェーダセラピスト専門学校です。英語が必須です。
ほとんどが1年の履修となります。(目安は250時間)
下記のクリニックではセラピスト向けコースが設けられています。(英語必須)
Aastha Ayurveda (アースタアーユルヴェーダ)ニューデリー 英語サイトです。
インドでは、たくさんのアーユルヴェーダクリニックがあり、世界各国からアーユルヴェーダを勉強する人のために様々なコースがあります。
ほとんどが英語必須のコースになります。
最近は、日本人サポートが充実しているアーユルヴェーダコースがあります。こちらは「認定証」が発行されるものとされないものがありますが、インドで学ぶストレスが格段に減ります。
③アーユルヴェーダの資格をオンラインでとる
SkypeやZoomという通信サービスを利用して、オンラインでの受講も可能になっています。
オンラインでの受講はメリットデメリットがそれぞれあります。
- 料金が安価になる
- 好きな時間にできるコースがある
- 繰り返し履修できるコースがある
- 周りの環境に邪魔されて集中できない
- (海外の場合)時差が発生するため、好きな時間にできない
- 一方的な受講になるので間違った理解で進んでしまう事がある
アーユルヴェーダの資格取得はできるけどその理由が大事

アーユルヴェーダはまだ日本では、統合医療として認識されているものの、法律の規制が厳しいです。
しかし、個人サロンは年々増えていて「サロネーゼ」という言葉もあるほどです。
アーユルヴェーダは生活にも生かせる学問ですので、仕事に直結はしなくても、「生き方」「人間関係」「病気の予防」などに役立ちます。
「アーユルヴェーダ+○○」はアリ
資格を取得しても、日本ではまだまだ障壁が高いようです。
しかし、学んだ知識を生かして、今から自分の生き方や仕事に生かせる事が可能です。
また、ビジネスチャンスがあれば個人サロンや会社設立なども不可能ではありません。
- ワークショップの開催
- アーユルヴェーダサロン
- ドーシャカウンセリングと健康アドバイス
- Youtubeでアーユルヴェーダ講座
などいろいろアイデアが浮かぶと、「アーユルヴェーダ+○○」というのは正直アリだと思います。
まとめ: 「 アーユルヴェーダ=知識」ととらえて、仕事に生かす

今は、インターネットを使えばたくさんの情報が手に入る時代です。
資格取得はもちろん大事です。
それ以上に、「その資格をどうやって生かすか」のプランも、もっていたほうがよさそうです。
最後に、アーユルヴェーダの勉強に役に立つ本をいくつかご紹介します。
実際に読んでみて、全体を把握するのに非常に役に立ったものばかりです。
アーユルヴェーダの資格をとった後に読むとさらに楽しいですよ。
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